江戸元禄の香り梅酒「水月」12月17日発売 いけだサンシー
池田市や池田商工会議所などが出資するまちづくり会社「いけだサンシー」が、元禄時代の摂州池田の梅酒を再現した「水月」を12月17日に発売する。限定1700本。
梅の名所として知られる市立水月公園(鉢塚3)の梅林で採れた梅を使い、兵庫県伊丹市の小西酒造が元禄時代のレシピで造った「江戸元禄の酒」で仕込んだ。深いこくと、まろやかな口当たりが特徴だという。
初めて販売した昨年は500本を2日で完売。今年は梅が豊作で、昨年の3倍にあたる約200キロの実を使って1700本を製造した。
いけだサンシーは「今年はたくさんお届けすることができ、ほっとしています。復刻酒と池田の梅が織り成すまろやかな口当たりを楽しんでいただければ。この梅酒が池田のブランド商品となって、まちの活性化の助けになってほしいと思います」と話している。
300ミリリットル入りで740円。町家再生複合店舗「引札屋」(栄町6-17)のほか、市内の酒店で販売される。=情報提供・池田市
(進藤郁美)
更新日時 2011/12/16