第3回豊中「いのつのつながり」作文で24人表彰
第3回豊中「伝えよう!いのちのつながり」(豊中モラロジー事務所主催)の入選作文表彰式が2011年11月27日、豊中市中央公民館であった。
28の小、中学校の児童、生徒3597人から応募があり、計24作品が入選した。式には入選者とその家族や浅利敬一郎・豊中市長らが出席し、作品の朗読の後、入選者に賞状が手渡された。「ぱぱへ」と題した作品で入賞した野田小学校3年、吉川周翔(しゅうと)君の父、力さんは朗読を聞いて涙を浮かべ、「子どもと接する時間は少ないのに、ちゃんと親を見てくれていると感じた。また頑張れる」と話した。市長賞は次の作品。(梶川伸)
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大船渡の友達たちへ
私が二年前まで住んでいた、大船渡市の盛小学校の友達たち、無事でいてくれてありがとう!
三月十一日の大津波の日、テレビで、私が住んでいた町が津波で流されたのを見て、びっくりしてとても心配しました。
しばらくして、無事だったよと連らくもらって、本当にうれしかったです。
自分の家が流されたり、家族が行方不明になって、自分の事で精一杯のはずなのに、私の心配までしてくれてありがとう。
私もみんなのために、何ができるか考えてがんばるので、みんなも、もとの美しい自然がいっぱいの町に、もどれるようにがんばってね!
=桜井谷東小学校5年 高崎安海(あみ)さん
更新日時 2011/12/09