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池田・細河の植木市 「セリに参加を」

庭木や苗木、盆栽などが次々と競り落とされた=細河園芸センターで2011年11月18日

 池田市中川原町の細河園芸センターで毎月8、18、28日に植木の定例市が開かれている。細河園芸農業協同組合(北浦富男組合長、組合員282人)が業者向けに開催する植木市で、会場は組合員が育てた四季折々の庭木、草花、盆栽などの植木がズラリと並ぶ。
 11月18日10時から始まったセリには、組合員や高槻市、神戸市の業者ら約30人が参加し、振子(ふりこ)と呼ばれる進行役の威勢の良い掛け声に反応し、目当ての植木を次々と競り落とした。高さ3メートルほどの台杉が2万2000円。紅葉が美しいイロハモミジに4000円の値が付いたほか、ドウダンツツジ、ナンテン、マンリョウ、ミカン、ロウバイなど約50種類100を超える植木がセリにかけられ、1時間半ほどで終了した。 
 北浦さんは「細河の植木は昔から種類も多く、モノがいい。業界全体が低迷する中、なかなか高値が付かない」と残念そうに話し、一般の人にもセリに参加してほしいと呼び掛けている。また、「目利きができなくても、アドバイスします」と話す。植木市は12月28日は休み。初市は1月18日。組合事務局072-751-6839。
 (進藤郁美)

池田市中川原町 細河園芸センター 細河園芸農業協同組合

更新日時 2011/11/30


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