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お父さんへ

お父さんへ「ありがとう」なんて、はずかしくて、
普段はこの1つの言葉を、口にすることができないけど、
今、手紙でだけど、伝えたいと思います。
今、お父さんへ「ありがとう」を、伝えようと考えると、
普段から当たり前と思っていたことでも、
お父さんは、大変なことをしてくれていたんだなぁ、と思います。
たとえば、ぼくは、おこづかいなんて、もらって当たり前と考え、
もらったら、ためることもあったけど、すぐ使いきってしまうことの方が多く、
なんで、もう少しくれないのかな、と思っていました。
でも、今考えれば、そのお金は、お父さんが朝早くから消防署で、
消防士として、人々を守り、そのかわりにお父さんがもらったお金で、
ぼくは、1円ももらう権利がないのに、おこづかいとしてもらえることに、
「お父さん、ありがとう」と、言いたいです。
他にも、長い期間休みがあると、つかれているにもかかわらず、
どこかに必ずつれていってくれて、ありがとう。
ぼくが、将来お父さんになったら、
お父さんみたいに、良いお父さんになりたいです。
そんなふうに思わせてくれる、ぼくのお父さんに
一番ありがとう。
尚輝より
=豊中市立第三中学校2年(2010年度) 下岡尚輝さん(豊中「伝えよう!いのちのつながり」第2回作品から)

豊中市立第三中学校

更新日時 2011/09/08


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