中核市移行に向けて、市民向け講演会を開催
豊中市北桜塚2、豊中市立生活情報センターくらしかんで6月13日、同志社大学教授で政策学部学部長の真山達志さんを講師に招き、市民向け講演会「中核市移行と豊中の未来」が開かれた。豊中市は2012年4月に中核市への移行をめざし準備を進めており、講演は、市が移譲を受ける権限や事務、市民生活への影響などを周知しようと企画したもの。市民や職員など約80人が参加した講演会では、真山教授が中核市移行で行政や市民に求められることや、中央と地方の関係の変遷についてスクリーンを使って解説、市民と行政が協力し、地域問題解決のためのネットワーク作りが重要と訴えた。
参加した岡本大地さん(23)は、「公務員を目指しており、自分の暮らす豊中市がどう変わるのか興味があって参加した。中核市への移行は、更なる市民との協働が重要と考えるので、このような機会をもっと増やして欲しい」と話していた豊中市では、7月より市役所などの市有施設などに横断幕やポスターを掲示して、中核市移行を周知するという。=情報提供・豊中市(早川方子)
更新日時 2011/06/13