地域の力で安全・安心を 池田市の見守り拠点で防犯教
春の地域安全運動(30日まで)に合わせ、池田市立池田小学校(大和町、鎌田富夫校長)が25日、校内にある安全ステーションで第1回目となる防犯教室を実施した。
安全ステーションはスクールガードリーダーを中心にPTAや保護者、地域の安全見守り協力者らが登下校する児童らを見守り、地域内の安全情報を共有する場。市の安全パトロール隊員や警察官が立ち寄り、外部からの侵入者の抑制にも役立てている。
安全ステーションを活用した初の防犯教室は、大阪府警察本部府民安全対策課の子どもの安全見守り隊サポーターの椿山清見さんが防犯ブザーの使い方や危険な場所の見分け方など防犯の心得を児童らに説明した。その後、パトカーを先頭に白バイや青パト隊が市内のパトロールに出て行くと、児童たちは手を振って見送った。
倉田薫池田市長は「安全ステーションができたことで、『地域の安全・安心は地域が守る』ことに大きく前進したと思いますが、地域の安全・安心を守るためには地域の住民らが積極的に参加していただくことが重要です」と呼びかけ、白須充弘池田警察署長は「安全ステーションを地域で活用していただくために情報提供をできるよう取り組みたい」と話していた。=情報提供・池田市
(進藤郁美)
更新日時 2011/05/26