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最優秀賞は登坂理利子さん アゼリア推薦新人演奏会

 今年で30回目を迎えたアゼリア推薦新人演奏会が21日、池田市民文化会館アゼリアホールで行われた。3月に行われたオーディションに合格した若手音楽家8人が、それぞれの持ち味を出した演奏をした。

 表彰式では倉田薫・池田市長が「池田は音楽の街でもあります。日本全国から若手音楽家がやって来る、この演奏会を30年間続けてきたことは誇りであり、今日演奏された皆さんも、それぞれの舞台に立って頑張ってほしい」とあいさつ。8人全員にオーディション合格証と記念盾を贈呈した。

 続けて優秀賞2人と最優秀賞1人が発表された。優秀賞は小嶋貴恵さん(ピアノ)と、奥野由紀子さん(フルート)が選ばれ、賞金30万円が贈られた。最優秀賞は登坂理利子さん(バイオリン)が選ばれ、賞金50万円が贈られた。

 登坂さんが演奏したのはプロコフィエフのバイオリン協奏曲第1番op.19第1、2楽章。審査をした根岸一美同志社大学文学部教授は「機械的な部分のある楽曲の中で、しなやかさや女性の声のような甘い部分など、音色の差異を表現していた」と講評した。

 登坂さんは今年音楽系の高校に進学した1年生。「刺激を与えあう仲間たちといるのが楽しい」と話し、今日の演奏については「プロコフィエフの世界を作ろうと演奏しました。色々と反省するところはありますが、楽しくできました。最優秀賞を取れるとは思っておらず、名前を呼ばれた時はびっくりしました。最近はスランプだったので、これで一歩前進できると思います」と笑顔を見せた。最優秀賞の報告は「今年2月に亡くなったおばあちゃんに伝えたい」と目を潤ませた。(礒野健一)

池田市民文化会館 アゼリア推薦新人演奏会

更新日時 2011/05/21


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