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豊中市が子どもの歯 と口の健康に関する研究

(左から)大阪大学大学院歯学研究科長・今里聡教授▽長内繁樹豊中市長▽豊中市歯科医師会・真鍋哲也会長

 豊中市は2021年6月21日、大阪大学大学院歯学研究科、(一社)豊中市歯科医師会と共同で、子どもの歯と口の健康に関する研究を始める。
 近年、食事をよくかまない・かめない子どもが増えているされ、子どもの口腔機能が注目されている。しかし、子どもの口腔機能を定量的に評価する方法や口腔機能と発育発達の関連は、十分に明らかにされているとはいえない。
 そこで、豊中市が過去に実施した乳幼児健診のデータを大阪大学大学院歯学研究科が
解析し、子どもの口腔機能と発育発達の関連を調査する。研究成果を活かし、科学的な
視点で、子どもの心身の健やかな成長や発達を促す歯科診療や保健指導を目指す。

【概要】
◇研究組織
・大阪大学大学院歯学研究科、(一社)豊中市歯科医師会、豊中市健康医療部
◇研究内容
・平成 30 年度・31 年度に実施の乳幼児健診を受診した子どもの口腔内診査・発育発達・生活習慣に関するデータを基にした調査
◇研究期間
・令和 3 年(2021 年)6 月~令和 5 年(2023 年)3 月
◇研究費
・共同研究は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)未来社会創造事業 探索加速
型「世界一の安全・安心社会の実現」領域の研究開発課題「幼少期の咀嚼機能が健やかな発達をもたらす作用機序」の一部として実施。また、共同研究契約にあたって、(一社)豊中市歯科医師会から大阪大学大学院歯学研究科に共同研究費が提供されている。
=情報提供・豊中市 2021.06.21

更新日時 2021/06/21