寺の花ものがたり
軒端梅(のきばのうめ)を見に行ったことがある。本堂の横の古木がそうだった。説明を読む。花びらが5~9枚。和泉式部が好み、その墓の周りに植えられたと伝えられてい...
私が遍路を好きになるきっかけを作ってくれたのは、ノンフィクション作家の柳原和子さんだった。ある時、2人で酒を飲んだ。柳原さんは若いころの遍路体験を語り、私も酒...
京都市・岡崎公園にある「みやこめっせ」から東大路を超え、西に1筋目の南北の通りは、西寺町通と呼ばれる。名前の通り、寺が建ち並び、その中に大蓮寺はある。 遊...
前回に続いて、私が先達(案内人)を務めた「ちょっと歩き花へんろ」の思い出を紹介する。 平等寺は四国遍路の22番の札所になっている。境内はいつもきれいに掃除...
毎日新聞旅行の遍路旅の先達(案内人)をしている。今は10回目のシリーズが続いている。 2011年から12年にかけは、「ちょっと歩き花へんろ」というシリーズ...
以前、時期の関係もあって、寒咲き菖蒲(あやめ)を紹介したことがる(寺の花ものがたり36回)。しかし、石光寺といえば、寒牡丹(かんぼたん)を取り上げないわけには...
奈良市の大安寺は奈良時代、南都七大寺の1つだった。境内は自由に入れるのに、市中心部から少し離れているせいか、今は参拝客がそれほど多いわけではない。晩秋から初冬...
真如堂は京都の紅葉の寺の中では、大変好きな好きな寺の1つで、「寺の花ものがたり」131回で紹介した。この写真を撮ったのは、12月に入っていた。それでも、紅葉が...
京都・鞍馬寺で紅葉を見た帰り、実相院に寄ったことがある。山門の外から、中の紅葉が見える。 建物の中に入ると、「床もみじ」が待ち構える。木の床がピカピカに磨...
満願寺を訪ねた際は、阪急川西池田駅からタクシーで行き、料金は1200円ほどだった。 山門が白い。そこにモミジの木が数本。門から参道が続く。ここにもモミジが...